東京・赤羽を活動拠点とする13歳から23歳まで総勢13人のアイドルグループ「Nゼロ」が、
東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、編集局で反論をぶちまけた。
怒りを感じているのは本紙の記事。別のグループのライブ会場から出てきたファンを捕まえて
「私たちのファンになって」と勧誘していたと指摘するものだ。
実際にNゼロは“ファン奪取”のため、チラシを配った。そこに異論はない。「ファンとの恋愛も自由。
手を握りながら(中略)甘い声で誘う光景はキャバクラそのもの」との部分が「事実と違う」と主張するのだ。
安原サニー芽生(23)は「Nゼロの活動で知り合った人との恋愛は禁止」と話す。
プライベートで知り合った男性との交際は自由だがファンとの恋愛はNG。
また「握手会以外で人の手を握ることはない」(同)。
一方で「打ち合わせ」名目で20分5000円からデートが可能だ。
スタッフ同伴のため変なことはないが「他のアイドルの子から陰で『Nゼロってキャバクラグループでしょ』と言われる」(同)ことも。
デート中に物を買ってもらうことや連絡先の交換など禁止事項は多い。厳密なルールがあっても、
デートシステム導入で“キャバドル”扱いは避けられない。
だがファンを奪う行為にも「誇りを持ってる。一度ライブに来てほしい」(安原)と胸を張る。
CDや握手券の売り上げでグループ内のポジションや歩合給が決まるため、今日も熱意を持って活動に励む。
http://www.tokyo-sports.co.jp/eyecatch/124061/