複数の持病のあることが多い高齢者の医療について、専門医の学会と高齢者の入所施設で作る
協会などは、治ることが期待できない慢性の病気は治療よりも症状の緩和を優先し、
生活の質の維持を目指すべきだなどとする指針をまとめました。
指針をまとめたのは、日本老年医学会と、高齢者の入所施設や慢性期の病院でそれぞれ
作る協会です。指針によりますと、高齢者の場合、複数の慢性疾患があることが多く
薬の副作用も起きやすいことから、治ることが期待できない慢性の病気は、治療よりも
症状の緩和を優先し生活の質の維持を目指すほか、病気の重さなどから治療の優先順位を
付け、可能なかぎり薬の併用を5種類以内に抑えるよう求めています。
*+*+ NHKニュース +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130323/k10013403641000.html