奨学金は学生が夢をかなえるためにする借金だ。その返済ができずに、困り果てている新卒社会人が急増しているという。
不景気による就職難など、働く環境の悪化が原因とみられるが、中には返済の遅延が長年の足かせとなっているため、
結婚にまで影響するケースもあるらしい。
「卒業して就職しても、正社員として雇用されない限り、計画通りに返済するのは難しいというのです。
奨学金は、社会人になって稼いでから返してもらうという制度ですから、このままでは制度そのものが揺らぎかねません」(奨学金団体関係者)
親の援助だけではどうにもならず、やむなく奨学金を頼ったが、卒業と同時に500万円もの借金を背負うはめになった−−。
そんな悩みは、もちろん男性だけではない。女性に忍び寄るのが風俗斡旋業者、すなわち風俗スカウトマンだ。
「新卒女子学生の名簿を手に入れてのスカウトが活発化しています」と都内の風俗店関係者は言う。
「月の返済計画まで立ててあげれば長い間、働いてもらえます。奨学金を返さなければならない女のコたちは、
せっせと働いて早く完済したいと考えているので真面目に働きます。中には『大学を出たてのフレッシュな女のコと遊べるし、
奨学金返済のお手伝いもできる。不謹慎だけど、どんどん増えてほしいね』なんていう常連さんもいるくらいです」
某私立大学関係者は、こんな状況を憂慮しつつも「奨学金は全額を返して、次の後輩たちに渡すべきもの。
そうしてようやく回っているお金なのです」と、制度の存続のためには仕方なしの思いだという。
不景気が呼び込む風俗店のフレッシュ化。アベノミクスは果たして彼女たちを救えるのだろうか。
http://wjn.jp/article/detail/0659165/