【参院選予測】 大物21人落選危機 舛添氏、民主党閣僚経験者ら苦戦・・・角谷浩一氏
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影の軍団子三兄弟ρ ★:
選挙区では、民主党の苦戦が目立つ。昨年末の衆院選で、現職閣僚8人が落選した悲劇が繰り返されそうな状況だ。
閣僚経験者では、生活の党の小沢一郎代表の側近ながら、小沢氏とたもとを分かった平野達男前復興相(岩手)と、
羽田雄一郎前国交相(長野)が「当落線上」、韓国での反日デモに参加した岡崎トミ子元国家公安委員長(宮城)と、
「素人」批判を受けた一川保夫元防衛相(石川)が「劣勢」だ。
角谷氏は「東北では特に、民主党の東日本大震災からの復興対策に厳しい評価が下される。
平野氏の岩手は定数1のため、自民、生活と三つどもえになれば、一歩劣る。
岡崎氏の宮城は定数2で、自民党が1議席確実のため、第3極と争う展開だが、苦戦必至だ。
当選圏内に入るとすれば世襲の強みがある長野の羽田氏か」と話した。
ほかにも、定数2の兵庫で辻泰弘元厚労副大臣が、維新の躍進の影響で「劣勢」になるなど、
副大臣、首相補佐官経験者も芳しくない。
民主党と決別した面々も厳しい。
離党届を提出した植松恵美子氏(香川)や、民主党県連の参院選公募に応じなかった岩本司氏(福岡)も、
「有権者は逃げ出した人に大義を見いださない」(角谷氏)として、「劣勢」だ。
小沢氏率いる生活の現状は、深刻極まる。
小沢氏は8日、党本部で外国人特派員と対談し、「参院選までに1つの受け皿としてまとまるのは難しい。
私たちも単独で戦う以外にない」と述べた。維新やみんなの党などが、野党共闘のために政策協議を進めるなか、手詰まり感をにじませたといえる。
角谷氏は、新潟の森裕子代表代行を「当落線上」、広島の佐藤公治参院幹事長と、
比例で公認された「小沢ガールズ」の三宅雪子前衆院議員を「劣勢」と分析し、続けた。
「生活は支持率が低く、選挙区で議席確保は至難だ。比例はうまくいって1議席だろう。
森氏は反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の急先鋒として声が大きい。新潟は米どころなので、
チャンスはありそうだ。三宅氏は、同じく比例で出馬する山岡賢次前衆院議員がJR総連の支援を受けるため、上回るのは難しい」