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これに対し、植村哲総務部長が答弁に立ち、
「確かに『サポート』や『モチベーション』のように日本語でも十分、
意味を表現できるような内容は、安易に外来語を使用することには
注意しないといけない」と認め、「日本語を大切にしながら、
県民にご理解いただけるよう、わかりやすい言葉遣いを心がけていきたい」と述べた。
続いて答弁した谷本知事は「安易に外来語は使うべきではないとは思うが」としながら、
「グローバル化がどんどん広がり、外国から入ってくる言葉もあり、的確に
日本語で表現できないものも中にはある。どうしても使わざるを得ない場合もある」と説明した。
◆県が使用しているカタカナ英語とその意味
・エクスカーション……5月29日から4日間、七尾市を主会場に行われる「世界農業遺産国際会議」で実施される参加者の現地視察
・ハイレベルセッション……同国際会議で行われる国際機関の代表者など各国の要人による会議
・デスティネーションキャンペーン……JRが地元自治体などと実施する大型観光企画
・シェイクアウト石川……県が7月に行う県民一斉防災訓練の名称
・ビル・エネルギーマネジメントシステム……建物の中で使う電力などの管理装置
・インバウンド会議……海外誘客を検討する会議
・マーケットイン型商品……市場動向を見込んだ商品
・国連スタディビジット・プログラム……県が国連大学などと連携し、学生を国連本部へ派遣する教育研修
(おわり)