“超”優秀な人材が、NPOに押し寄せる理由
企業とNPOが人材を奪い合う時代
小沼 大地 :NPO法人クロスフィールズ代表理事 2013年02月21日
日本の新しいロールモデルとなる「新世代リーダー」。
その一人が、「新世代リーダー 50人」 でも取り上げた、小沼大地さんです。
小沼さんは、マッキンゼーを経て、NPO法人クロスフィールズを創設。
アジア新興国のNPOへ日本の大企業の社員を送り込む、
「留職」プログラムを手掛けています。この連載コラムでは、新世代リーダーの小沼さんに、
「留職」とニッポンについて熱く語ってもらいます。
クロスフィールズの仕事風景。まだシェアオフィスを使っていた昨年夏の写真だ(撮影:ヤマグチ イッキ)
いま日本のNPO業界に、ひとつの潮流が起こっている。民間企業でも引く手あまたになりそうな、
“超”がつくほど優秀な人材が集まるようになってきたのだ。
ITベンチャーやコンサルティングファーム、外資系投資銀行、総合商社などといった、
いわゆるビジネスセクターのど真ん中で活躍していたような人が、自らNPOを起業したり、
NPOへと転職したりと、働く場としてNPOを選ぶということが急増している。
たとえばNPO業界を引っ張る「フローレンス」の駒崎弘樹さんは元IT企業経営者だし、
世界を相手に大規模な活動を展開する「Table For Two International」の小暮真久さんは、
僕の前職マッキンゼーの先輩だ。ほかにも、ビジネスセクターからNPO業界に飛び込んだ人は、
僕が知るかぎりでも数えきれない。
ベストセラー作家であり人事の専門家でもある酒井穣さんは、著書『ご機嫌な職場』の中で
「職場コミュニティーの最大の『競合』はNPO法人である」とまで書いている。
企業は今や、優秀な人材の確保をNPOと競い合う時代に入ってきているということだろう。
(つづく)
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http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1361327094/