【青森】 核燃料中間貯蔵施設 報道陣に公開 原発の使用済み核燃料を再処理するまで貯蔵

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1丑原慎太郎φ ★
★核燃料中間施設 報道陣に公開

※写真 http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130220-561772-1-L.jpg

 リサイクル燃料貯蔵(RFS)は20日、むつ市関根で建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設の
貯蔵建屋を報道関係者に公開した。工事の進捗(しんちょく)率は85%で、10月の事業開始を予定している。
同センターは、原発の使用済み核燃料を再処理するまで貯蔵し、核燃料サイクル事業の一環となる。

 建設中の貯蔵建屋は、2010年8月に着工。
11年3月の東日本大震災で工事を中断したが、12年3月から工事再開した。
現在、壁(厚さ1・5メートル)や天井(同1メートル)などの工事が順調に進んでおり、外形がほぼ姿を現した。
今後、内装工事などを進める。

 原子力規制委員会に届け出た貯蔵計画では、東電の柏崎刈羽原発から、
15年度までの3年間に121トン(燃料集合体690本)を金属製貯蔵容器(キャスク)10基に封入して受け入れる。

 久保誠社長は「エネルギー資源の少ない日本にとって原子燃料サイクルは必要との認識のもと、工事を着実に遂行したい」と述べた。

yomiuri online http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130220-OYT8T01583.htm
2名無しさん@13周年:2013/02/21(木) 07:28:17.59 ID:XM4p6vn80
「中間」といいながら実質最終処分場になってしまうんだろうな
3名無しさん@13周年:2013/02/21(木) 08:37:42.45 ID:/rL1OFlW0
>>2
青森県知事が最終処分場にすることを否定しています。

●使用済み核燃料の流れを説明しようか。

大前提は… 

(1) 使用済み核燃料は「ゴミ」ではなくて「資源」だ
          ↓
(2) 「資源」だという前提で「中間貯蔵」されて
          ↓
(3) 「再処理」されて「核燃料」と「ゴミ」に分けられる ←現状は再処理工場がまともに稼働せずに「19回も計画」が先送りされている
          ↓
(4) 抽出したウランやプルトニウムを、高速中性子を利用しながら核燃料の増殖を行う ←高速増殖炉も1980年代の稼働予定が、2050年代までと計画が70年遅れている
          ↓
(5) 「使用済み核燃料を、再処理して、核燃料として再使用できるようにできればいいな」と思いながら、数十年の歳月と数十兆円の予算が注ぎ込まれ、実現のメドが立たず ←いまここ

中間貯蔵施設は、再処理されるまでの一時保管だから、もし再処理をあきらめるとすると、「使用済み核燃料」は「資源」ではなく「ゴミ」になる。
青森県は「資源」なら預かるが「ゴミ」は受け取らない方針なので、
再処理をあきらめた場合は最終処分の必要なゴミとして発生源の原子力発電所に使用済み核燃料が返されることになる。

経済的合理性の観点から若手の経産官僚らが核燃料サイクルの中止を主張しているが、
日本原燃の経営破綻と、中間貯蔵施設の立地町村の財源問題から目を背ける目的で、問題が先送りされて今日に至っています。

なお再処理によって発生する高レベル放射性廃棄物の処分場の場所も未だ決まっていません。

要するに核燃料サイクルなんて回っていないということです。
4名無しさん@13周年:2013/02/21(木) 09:54:32.77 ID:z7MiEu/IO
>>3
高速増殖炉の完成時期とされている2050年は「完成を目指す」という数年前に立てられたら努力目標。
一応2015年までにより詳細な開発計画を策定することになっているけど、もんじゅが碌に動いていないから更に後ろへズレ込むのは確実だろうね。
5名無しさん@13周年
>>1
世界的にさじ投げてるものを必要と言われても