有数の国際都市でありながら貧弱な食事情がやり玉に挙がってきたロンドンの中心部で、
ラーメン専門店が続々と開業、激戦区と化している。複雑な味のスープに多種多様な
具を組み合わせた日本式ラーメンは、英国人にとって“異次元”の食べ物だったが、
物珍しさもあってどの店も盛況。フィッシュ・アンド・チップスを代表とする
英国の頑固な大衆料理界に、現代日本の「国民食」が風穴をあけることができるのか−。
ロンドンには多くの日本食店があり、すしや天ぷらは既にイタリア料理や中華料理、
インド料理に続く外食の市民権を得ているが、ラーメンは長年無名の存在だった。
そんな中、昨年3月以降、ロンドン一の繁華街ソーホーと周辺に4軒の専門店が次々に開業した。
昨年6月に開店した「トンコツ」は豚骨ラーメン(11ポンド=約1500円)を中心に、
しょうゆ、みそなどのラーメンのほか、ギョーザや酒類を提供する。
つづきます
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130217/mcb1302171834006-n1.htm