【ワシントン共同】家畜向けの抗生物質の使用によって、中国各地の養豚場で飼われているブタにさまざまな薬剤耐性を持つ細菌などが広まっているとする研究結果を、
米ミシガン州立大や中国の研究チームが11日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
周辺の農地の土からも細菌の耐性遺伝子を確認。ブタの排せつ物を利用した肥料を通じて広がった可能性がある。
チームは「耐性遺伝子が人の病原体に取り込まれて治療が困難な感染症が多発しかねない」と警告。抗生物質の適正使用や監視体制の整備を求めている。
中国は世界最大の抗生物質の生産国と消費国。
ソース 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013021101001521.html