【社会】生活保護受給者ふくむ男4人、失業給付金詐取で逮捕。2000万円受け取る…京都[02/12]

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 日雇い労働者に支給される失業給付金「日雇労働求職者給付金」(あぶれ手当)をだまし取ったとして、
京都府警捜査2課などは5日、詐欺容疑で京都府木津川市鹿背山荒堀、土木建設業「日ノ出興産」代表、奥西賢一容疑者(74)と、
アルバイト従業員などの56〜62歳の男女3人を逮捕した。
府警によると、3人のうち男1人は生活保護も受けながら、給付金の不正受給を繰り返していた可能性がある。
社会保障費を食い物にする「貧困ビジネス」の一端がまた明らかになった。

 4人の逮捕容疑は、男女3人に同給付金の受給資格があるように装い、
平成24年12月から25年1月にかけ、
京都田辺公共職業安定所木津出張所から1人あたり13日分の給付金計29万2500円をだまし取ったとしている。

 同給付金は、日雇い労働者が2カ月間で26日以上働いたという条件を満たせば、
仕事に就けなかった日に雇用保険として職業安定所に申請でき、
1日最大7500円を受け取ることができる制度。

 府警によると、男女3人は就労実体がないのに、同社の日雇い労働者として2カ月で26日以上働いたとする虚偽の印紙を
3人の日雇い手帳に貼り付けて職業安定所に提出。
奥西容疑者は最大月9万7500円の給付金から月数万円をピンハネしていたとみられる。

 同社では給付金の不正受給が恒常的に行われていたとみられ、
府警は不正受給額は2年間で2千万円以上に上る可能性があるとみている。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/region/snk20130205125.html