【山口】宇部で「山口の総理大臣展」　伊藤博文や安倍総理など8人を紹介　「人材豊富な山口県」アピール

>>497
山口二区は、今の岸信夫の前がかなりｇｄったんだよ。
一番元凶になったのは、佐藤信二だな。

こいつは佐藤栄作元首相の次男で、当時の派閥均衡人事に乗って、運輸大臣と通産大臣
をやったことはやったが、地元ではまったく人望がなかったんだな。
選挙やるたびに票を落としていった。

対する平岡秀夫は、二区の有力票田である岩国市出身で、「地縁＋基地問題を煽りまくる」
ことで票をどんどん固めていったわけだ。

で、2000年と2003年の衆院選では、佐藤信二は連敗、比例復活。
当人のやる気も目に見えて落ちて行ったため、とうとう自民党が強い郡部でも、オワコンだろ
という評価が定着、演説会やろうが何しようが、まったく人が集まらないという状況になった。

そして、2005年の郵政民営化法案に造反、そのうえ急遽引退を表明、二区は候補者調整で
大慌て。
新人の福田良彦（現岩国市長）を立てて、なんとか辛勝した。

が、その後、空母艦載機移転の話が持ち上がり、ただでさえ社民党他プロ市民系の支持で
当選している井原勝介（前）岩国市長が白紙撤回を要求、国との仲が最悪の状況となり、
基地の補助金も一時ストップされるという事態になる。

岩国市民の判断を仰ぐ、として市長選が行われることになり、二区の自民議員福田良彦が
市長候補として出、なんとか勝利を収めた。
二区は補選となる。ここで自民が連れてきたタマが、現山口県知事の山本繁太郎。

続く。

>>497
続き。

彼は仕事は出来たが、顔が悪い声が悪い運が悪いと三拍子揃っていた。
歳よりもかなり老けて見える上に、演説なんざしたことがないから下手糞。
補選ではあっさり敗退。

2009年の政権交代選挙では結構接戦をやらかしたが、二区には共産党が候補を立てず
その分がまるっと平岡秀夫に乗っかり（約二万票）敗れる。

「政権交代の害毒」の何たるかが、国民の身に沁みてわかってきた昨年の夏、知事選に
出馬、飯田哲也損師等を破り当選。
その後釜に、参院から鞍替えを検討していた岸信夫を充て、昨年暮れの再政権交代選挙
に勝利。

自民党鉄板と呼ばれる県に、ただ一箇所打ち込まれていたクサビを抜くことに、ようやく
成功したわけだな。