会社のカネでキャバクラ遊びをしていた男が捕まった。警視庁捜査2課が逮捕したのは洋書輸入販売会社「文流」
(東京・新宿区)の元総務部長、島田厚容疑者(49)。経理担当役員の立場を利用し、07年2〜6月に現金約260万円を着服していた。
「夜間に金庫からカネを盗み、発覚した10年春までの3年半で約3800万円を着服。ほとんどをキャバクラに使ったようです。
多いときは週に4回店に通い、1回で数万〜数十万円を払っていました」(捜査事情通)
キャバ嬢に入れ揚げて会社のカネを使い込むのはよく聞く話。以前はキャバ嬢が「お母さんががんで入院中。
治療費が足りない」とウソをつくケースが多かったが、最近はダマしの手口が巧妙化している。
風俗ジャーナリストの村上行夫氏が言う。
「最新の手口は“マンション販売”です。キャバ嬢は客に“あなたと結婚してマンションに住みたい。
物件を見に行こう”と分譲マンションの見学に誘う。客はキャバ嬢と暮らす夢を見ながら契約します。
実はキャバ嬢と不動産屋はグルで、客が物件を購入すると、キャバ嬢は販売価格の1〜2%をマージンとして受け取る。もちろん結婚はしません」
ほかにどんな手口があるのか。
<エロ営業>
キャバ嬢は客に「お店で100万円使ったらエッチさせてあげる」と持ちかける。客が20万円使った段階でキスさせ、
50万円で胸をタッチ。客は本気になり、猛チャージをかけて通うが、80万円を過ぎたところでキャバ嬢は店を辞めてドロンする。
<ニセモノ詐欺>
「お金を貸してほしい。担保としてブランド品のバッグを預ける」がキャバ嬢の口上。
客からカネを借りる際にブランドバッグを渡すのだが、実は中国で精巧に作られたニセモノだ。
キャバ嬢は店を辞めて行方不明に。ブランドバッグ2点で20万円借りるのが一般的だ。
<事故詐欺>
キャバ嬢は「交通事故を起こして被害者が障害者になった。その賠償のためにキャバ嬢をしている」とウソをつく。
同情した客はキャバ嬢のためにせっせと店に通い、大金を使う。店長が入れ知恵することが多い。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130206-00000004-a_aaac