約1000人の所属タレントを抱える“お笑い界の雄”吉本興業が、この4月から中卒・高卒者を社員採用するとブチ上げた。
「極論を言えば、芸能界に学歴は必要ない。一番必要なのは、体力と誰にも負けない精神力。
最近の吉本は人気企業になってしまったため、石を投げれば東大、早慶など一流大学出に当たる。
しかもその大半が頭でっかちで役に立たない。中高卒者を狙い撃ちするのは、硬直化した人材に活を入れるため。
その中から将来、役員が誕生する可能性も高い」(芸能プロ関係者)
この採用計画に、敏感に反応したのが民放キー局。吉本以上に深刻な悩みを抱えている。
「吉本よりもタチが悪いのは、高学歴や家柄やコネ採用を繰り返してきたため、本当にいい人材がいないこと。
毎年数十人が採用されるが、使えるのは1〜2人程度。
しかも、何かキツイ業務を与えたら、『パワハラだ』『セクハラだ』『ブラック企業だ』と騒ぎ出す。
揚げ句は体調を崩したと休んで、最後は辞めてしまう」(事情通)
女子アナにいたっては、目も当てられない状態にあるとか。
「人気が出れば、フリーになってしまうかタレントやスポーツ選手と結婚して寿退社。プロ意識のかけらもない。
某局などは芸能プロに女子アナを一任するというプロジェクトを始動したらしい」(前同)
結果、テレビ局も吉本興業にならい、中卒・高卒者の採用計画を検討し始めたという。
最初に実行しそうなのがテレビ東京と日本テレビだ。
「テレ東は報道番組『WBS』などの効果で、企業ウケがよく企業PRの一環として考えている。
日テレは次から次に若手が辞めていくため、深刻な人材不足に陥っているからだ」と同事情通。
メディア界で学歴ボーダーレス化が進むか。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/91856/