大河ドラマ館:入場者1万人突破 楢葉から避難の新妻さんに唐人凧−−会津若松 /福島
毎日新聞 2013年01月21日 地方版
ドラマ「八重の桜」の世界を体験できる会津若松市の観光施設「ハンサムウーマン八重と会津博・大河ドラマ館」
の入場者が20日、1万人に達した。
1万人目は楢葉町から同市の借り上げ住宅に避難する新妻幸子(ゆきこ)さん(56)一家4人。
孫の大浦凜音(りおん)ちゃん(5)がドラマで幼少時の山本八重が揚げていた「会津唐人凧(だこ)」を
記念品として受け取り、満面の笑みを浮かべた。
新妻さんは8人家族が市内外3カ所に分かれて暮らす。
「小さな子がいるので、避難指示が解除されても町に戻れるか分からない。
でも会津に来て歴史にも触れることができ、今年はいいことがありそう」。
一緒にくす玉を割った室井照平市長は
「戊辰(ぼしん)戦争の試練を乗り越えた会津人の生き様を共有してもらい、元気づけになれば」とエールを送った。
1万人到達は、12日のオープンから9日目で、大雪の影響もあり1年で60万人の目標をやや下回るペース。
市は滑り出しとしては順調で、春以降の集客増へ展示内容や案内を充実させていくという。【乾達】
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130121ddlk07040051000c.html 【マスコミ】NHK大河ドラマ『八重の桜』のキャンペーン費用3.4億円 復興予算から拠出
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1358755035/