なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が19日、福島県広野町で行われた「JFA・キリンスマイルフィールド・
広野町復興サッカー教室」で東日本大震災の被災児童43人を指導。体罰を完全否定した。
世間を騒がせる問題に「指導者が未熟だとそうなる。質を高め、さまざまな分野を熟知しないと」と訴えた。
女子の指導者として“上から目線”を廃した指導で実績を残し、この日はチビっ子相手に奮闘。
被災地のサッカー教室は個人開催も含めて20回を超え、鬼ごっこなどを交えた巧みな指導は関係者が
「転職してもいいのでは」と感心するほどだ。
世界を極めたなでしこ指揮官は「子供たちの未来に触れていることを忘れてはいけない」と力を込めた。
スポニチアネックス 1月20日(日)7時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130120-00000068-spnannex-socc