子どもに勤めてほしい会社はどこですか? 20〜60代の男女に聞いたところ「トヨタ自動車」と答えた人が最も多く、
次いで「全日本空輸(ANA)」「任天堂」であることが、与信管理サービスを提供するリンクモンスターの調査で分かった。
以下「三菱東京UFJ銀行」「サントリー」「タニタ」「オリエンタルランド」という結果に。
同社が行った「結婚相手の勤め先ランキング」と比較すると、
ほとんど顔ぶれに変化はないものの、外資系企業や商社が順位を下げているのに対し、
金融機関や大手運輸会社など国内の有力企業が上位にランクインした。
「やはり子どもにはいつでも会えるところで暮らしてほしいという心理が働くのかもしれない」(リンクモンスター)
また孫に勤めてほしい企業名を聞いたところ「全日本空輸(ANA)」がトップ。
以下「トヨタ自動車」「三菱商事」「武田薬品」「日本放送協会(NHK)」「花王」「味の素」と続いた。
子どもの勤め先ランキングと比較すると、外資系企業やIT企業が順位を下げているのに対し、
商社や大手メーカーなどグローバル企業が上位にランクインしているのが特徴だ。
「孫には世界で活躍する人材になってほしい、公共のために役に立ってほしいという思いが働いているようだ」(リンクモンスター)
子どもや孫の勤める企業について、重視するイメージを聞いたところ「安定している」「給料がよい」
「社員を大切にしている」が上位に。一方で「将来性がある」「社会的責任を果たしている」
「世界的に活動している」といった答えも多く、結婚相手の勤め先に「土日が休み」「休暇制度が充実」
「残業が少ない」などワークライフバランスを重視した回答が多かったことと対照的な結果となった。
「子どもや孫には、将来性が高い大企業で公共のために活躍するグローバル人材になってもらいたいと考えているようだ」(同)
インターネットによる調査で、20〜69歳の男女500人が回答した。調査期間は2012年11月28日から29日まで。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1301/18/news055.html