白玉だんごをのどに 男児死亡
1月15日 21時14分
3年前、栃木県真岡市の小学校で、給食で出た白玉だんごをのどに詰まらせて、意識
不明になっていた当時1年生の男の子が、14日夜、死亡しました。
事故を検証する調査委員会が、ようやく設置されようとしているやさきの死に遺族は、
「二度と起きないよう関係者は、再発防止に努めてほしい」と話しています。
平成22年2月、真岡市の亀山小学校で、当時小学1年生だった飯沼晃太くんが、給食
で出た直径およそ2センチの白玉だんごをのどに詰まらせて意識不明となりました。
事故のあと、真岡市は給食で白玉だんごや形が似ているうずらの卵などの使用をやめる
など対策を取り、晃太くんの家族の要望を受けて、ことし3月までに医師などによる
調査委員会を設けて事故を検証する予定でした。
晃太くんの父親の健一さん(33)によりますと、治療を続けていた晃太くんは、意識
を取り戻すことなく14日夜、死亡したということです。
栃木県内では去年7月にも、栃木市の保育園で2歳の女の子がおやつの白玉だんごを
のどに詰まらせて死亡する事故が起きていて、父親の健一さんは「2人の子どもが、
同じような事故で命を落とすことになり、本当に残念です。このような事故が二度と
起きないように、関係者は再発防止に努めてほしい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130115/k10014818741000.html