★「第2成人式」で被選挙権祝う 25歳、首長らと政治語る 甲府
被選挙権が得られる25歳を祝う「第2成人式」が13日、甲府市総合市民会館で開かれた。
若い世代に政治に関心を持ってもらおうと、県内の超党派の若手議員有志が企画。
25歳になった人に第2成人証書を渡した後、25歳の代表と宮島雅展甲府市長ら
政治家がパネルディスカッションをし、若者の政治参加について考えた。
企画したのは30〜40代の県議と市町議の15人でつくる「未来の山梨を拓く議員の会(来山会)」(会長・長沢健富士川町議)。
県内各地の第2成人を含め100人余りが参加した。
パネルディスカッションでは、毎日新聞社の与良正男論説委員が司会を務め、宮島市長と永井学県議、甲州市の桐原正仁市議、
第2成人の代表として北杜市の会社員坂本裕樹さん(25)が、政治参加について語り合った。
衆院選での低投票率など若い世代の“政治離れ”が話題となり、
坂本さんは「若い世代で、地域貢献など社会に関心を持つ人と、持たない人の二極化が進んでいると思う」と指摘。
与良さんは「親子で『安倍政権はどう思う』と話すとか、顔を合わせて政治の話をする。
それが政治への関心、国全体の幸せにつながると思う」と述べた。
25歳で市議選に挑戦した宮島市長は「議員は恵まれた生活を送れるわけではないが、
人のために何かができる、という点に楽しみがある」と議員生活を振り返り、
「他人任せではなく、政治に挑戦してほしい」と呼び掛けた。
このほか25歳を迎えたサッカーJ1ヴァンフォーレ甲府の柏好文選手がビデオメッセージを寄せた。
第2成人式は来年、富士吉田市で開く予定。〈樋川義樹〉
山梨日日新聞
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/01/14/7.html