【千葉】 改造車の祭典・東京オートサロンに「招かれざる客」　消音器を外した車や、派手なウイングを付けた車に県警が厳戒態勢

★改造車の祭典に「招かれざる客」　県警が厳戒態勢

※写真：特別公開日には、多くの客や業界関係者でにぎわった＝１１日、幕張メッセ拡大特別公開日には、多くの客や業界関係者でにぎわった＝１１日、幕張メッセ
http://www.asahi.com/national/update/0112/images/TKY201301120015.jpg

※写真：昨年の開催時、市原サービスエリアに現れた違法改造車＝県警提供拡大昨年の開催時、市原サービスエリアに現れた違法改造車＝県警提供
http://www.asahi.com/national/update/0112/images/TKY201301120016.jpg

※写真：昨年の開催時、市原インターチェンジに現れた違法改造車＝県警提供拡大昨年の開催時、市原インターチェンジに現れた違法改造車＝県警提供
http://www.asahi.com/national/update/0112/images/TKY201301120018.jpg

　【中村光】国内最大級の改造車の祭典・東京オートサロンが１１日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。
１３日まで続き、例年２５万人を集める人気イベントだが、違法改造車が各地から集結し、低速走行で渋滞を招くなど負の側面も。
県警や関東運輸局は１２、１３両日、会場周辺や都県境で検問を強化し、警戒する。

　今年で３１回目の東京オートサロンは、１９９９年から幕張メッセで開催。
今年は過去最多の４５２社が出展し、会場も昨年の１・３倍に拡大した。
改造車７５１台のほか、車体や内外装を改造する部品が展示、即売される。
今年は手頃なスポーツカーや富裕層向けの輸入車の改造車が充実しているという。
かつてはマニアや走り屋の祭典とされたが、家族向けのミニバンやエコカーを改装した車も増え、
主催事務局の広報担当者は「家族でも楽しめるイベントになった」と話す。

　一方で、県警は毎年、関東一円から集まる「招かざる客」に神経をとがらせる。
２０１１年には、消音器を外した車や、極端に車高が低い車、派手なウイングを付けた車など約７００台が県内に押し寄せた。
車列を組んで低速走行を続け、会場周辺の国道３５７号が渋滞し、メッセの駐車場が一部占拠され、レースが始まった。

asahi.com http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY201301120013.html