2011年8月に環境省が「絶滅種」に指定したニホンカワウソの目撃情報が、国内最後の捕獲地である愛媛県で
相次いでいることが報道され、漫画家の吉田戦車氏(49)が期待を寄せている。
報道によると、ニホンカワウソの目撃情報は、「海岸を泳いでいた」「里山を歩いていた」などと8月の
絶滅種指定後に相次ぎ、愛媛県では2月から専門家らによる本格的な調査を開始する予定。県では、チラシも
1万枚作り情報提供を呼びかけている。
環境省は1979年に高知県須崎市で目撃された後は正式な確認がなかったことから、第4次レッドリストで
絶滅種に指定。しかし、環境省の調査は高知県が中心。愛媛県は独自に県版レッドデータブックを2003年に策定しているが、
同調査では、人が入りにくい奥地は調べていなかった。
この報道に、4コマ漫画『伝染るんです。』でニホンカワウソをキャラクターとして登場させている作者の
吉田戦車氏はツイッターで、「おおお!?」と喜びの声をあげており、「最低何匹いれば種として存続できるんだ?
ということがあるわけですよね。つまりヤツらが何匹か棲むことができ、交配することができるエリアが残っているのか?
ということになると思うんですよ。いけ愛媛。たのんだぞ愛媛!」と期待を寄せている。
ソース:
http://yukan-news.ameba.jp/20130111-356/