【政治】活発に動く安倍外交「ただし中国は除く」=中国メディア

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 中国メディア・中国新聞社は6日、日本の安倍晋三首相が就任から10日あまりで韓国への特使派遣、
麻生太郎副首相のミャンマー訪問など外交アクションを活発化し、新政権の外交路線を示す一方で
「ただし、対中国だけ空白状態である」とする評論記事を掲載した。

 記事は、4日の額賀福志郎特使による訪韓について、安倍政権が日韓関係を日米関係に次いで重要視し、
竹島や慰安婦などの問題を抱えながらも日韓関係改善への姿勢を示したと解説。
麻生副首相のミャンマー訪問については、両国関係強化に加えて日本経済発展の戦略推進という目的があったとした。

 また、岸田文雄外相が早ければ9日よりフィリピン、シンガポールなどアセアン諸国を歴訪する予定であることも伝え、
閣僚による相次ぐアセアン加盟国訪問について「対中包囲網を構築し、中国を押さえ込もうとしている」との分析が出たことを紹介した。

 記事は、安倍首相の中国への態度として、尖閣諸島の公務員駐在を延期し、日中友好議員連盟会長の
高村正彦自民党副総裁を特使として中国に派遣する意向を示したこと、再三にわたり「日中関係は極めて
重要な関係の1つであり、戦略的パートナーシップへ回帰に務める」と発言したことを挙げた。
その一方で、「しかしながら、今に至るまで中国に対して多くの行動は起こしていない」と指摘した。(編集担当:柳川俊之)

サーチナ 1月7日(月)14時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000026-scn-cn