【論説】 「安倍首相、優雅な寝正月。もっと働けよ。正月働く人も多いのに…。KYのお坊ちゃん首相には言うだけムダか」…ゲンダイ

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・<もっと働けよ 休んでばかりいるとまた病気を疑われるゾ>
 いくら何でもユルすぎやしないか。
 就任会見で「危機管理に全力で当たる」「復興の加速化が何よりも重要」と言い放った安倍首相。さぞかし
 全力で仕事に取り組むのかと思いきや、実働4日間で12月30日には事実上の“冬休み”に突入。
 元日はさすがに皇居での新年祝賀の儀に出席したが、1時間ほどで帰宅し、3日までのんびりと英気を養った。

 年末年始の過ごし方も優雅の一言。12月31日は六本木ヒルズの高級ホテル内にある「スパ アンド フィットネス」で
 汗を流し、2日は昭恵夫人ら親族と映画「レ・ミゼラブル」を観賞。3日は秘書官らを引き連れ、千葉のゴルフ場で
 プレーを楽しみ、テレビの取材に「いいストレス解消になった。(スコアは)まあまあ。秘書官より良かった」とおどけてみせた。

 「『福島の仮設住宅でいまだに苦しんでいる人の声を聞く』と言って12月29日には現地視察までした首相が、
 5日後にゴルフというのはマズい。視察はパフォーマンス、被災者の訴えは全く耳に入っていないと思われてしまう。
 首相はよく『オバマ大統領は毎週ゴルフをやっている』と言いますが、自民党政権は12年前に森元首相がえひめ丸
 衝突事故の一報を受けながらゴルフを続行し、袋叩きに遭った“前科”がある。以降、首相のゴルフはご法度なのに、
 何を考えているのでしょうか」(自民党中堅議員)

 4日は伊勢神宮に参拝し、一応は公務復帰となったが、この週末は土曜の午後に一度官邸に入るだけ。
 日曜も公務がないため、番記者たちは「またゴルフに行くのでは」「追跡車の手配をしておこう」と色めき立っている。
 「経済政策や補正予算などやることは山ほどあるのに、これだけ公務を入れないと健康面を疑ってしまいます。
 衆院選での全国応援の疲労が抜けきれず、仕事を入れないようにしているのではないか。また、ゴルフに行くと
 いうのも、持病の潰瘍性大腸炎の天敵であるストレスをどうしても解消したいから、と勘繰りたくもなりますよ」
 (政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
 世の中、正月返上で働いている人も多いのに……。KYのお坊ちゃん首相には言うだけムダか。
 http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130106-00000001-a_aaac