【国際】米国で人気の「パワーレンジャー」、海外で“進化”した戦隊シリーズ

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1そーきそばΦ ★
日本を代表する子供向けテレビ特撮ドラマをリメークした「パワーレンジャー」が、米国など世界で人気を集めている。
元作品の「スーパー戦隊シリーズ」が一貫して掲げる、「信じる仲間と力を合わせて悪を倒す」コンセプトはそのままに、
当初は日本版をほぼ流用していたが、20年近い歴史を重ねるにつれて新たな脚色や撮影シーンも取り入れられ、
独自の「進化」も遂げた。(ワシントン 柿内公輔)

 「きょうは僕がレッドをやる」 「じゃあ私はイエローがいい」

 米国の公園に顔なじみのちびっ子が集まれば、さっそく“配役”の相談だ。レンジャーになりきり、跳んだりはねたり、
木を振り回しての「パワーレンジャーごっこ」に興じる様子は見ていてほほえましい。そして日本人、
しかも記者のような子供のころにテレビの“元ネタ”に熱中した世代なら、思わずニンマリしてしまうに違いない。

 パワーレンジャーの第1作「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」が米国で放映されたのは、1993年にさかのぼる。
日本のスーパー戦隊シリーズのファンでもあった制作関係者が東映と交渉し、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」をリメークした。
これが米国人の子供にも大受け。それ以降、ほぼ毎年作品が代替わりする日本の戦隊シリーズの放映終了後にリメークをするという形で、
放映が続けられている。たとえば今年放送されている「パワーレンジャー・サムライ」は、「侍戦隊シンケンジャー」のリメーク作品だ。

産経新聞 12月30日(日)19時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121230-00000544-san-n_ame
(続)