【毎日新聞】 「朝鮮学校無償化見送り…生徒に罪や責任はない。単なる排除だけにとどまらない状況改善への模索を絶やすまい」

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2有明省吾ρ ★
>>1(の続き)

その意味からいえば、前政権や文科省がこの問題についてどう審査し、判断していたか詳しく検証し、公開することも必要ではないか。

高校無償化は民主政権の目玉公約の一つとして2010年度にスタートした。
「各種学校」である外国人学校は、日本の高校に相当する程度であることなどを大使館を通じて確認、制度適用の対象になる。

国交のない北朝鮮については専門家らの検討会議などで、適用対象である「専修学校高等課程」の要件を審査基準のベースにした。
これでクリアするとも目されたが、北朝鮮による韓国砲撃事件で審査は止まり、結論は先送りになってきた。

例えば、審査基準に教育内容の是非は含まないが、文科省は内容に懸念される実態があれば、学校側に自主的な改善を強く求めるとしていた。
それらはどうであったのか。

本来、生徒に罪や責任はない。単なる排除だけにとどまらない状況改善への模索を絶やすまい。(引用終了)

毎日新聞 2012年12月30日 02時30分
http://mainichi.jp/opinion/news/20121230k0000m070069000c.html