民主党の前原誠司前国家戦略相は29日、読売テレビの番組で、来年4月に任期満了を迎える日本銀行の白川方明(まさあき)総裁の後任人事について、
「事前に相談してもらうということだ。相談なく(国会に)出されても、ノーだったらノーという」と述べ、民主党と事前調整が必要との認識を示した。
前原氏は民主党が復活させた「次の内閣」財務・金融担当を務めている。
自公両党は参院で過半数に満たず、民主党などが協力しないと人事案は国会で同意されない。
日銀総裁人事をめぐっては、福田政権当時の2008年、野党だった民主党が、相次いで政府の人事案を否決し、総裁が一時的に空席となる事態を招いた。
読売新聞 12月29日(土)18時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121229-00000531-yom-pol