2012/12/28 本日、海江田万里氏の民主党代表就任に対する声明を発表し、
海江田氏本人及び民主党並びに与党である自民党と公明党に送付しました。
全国安愚楽牧場被害対策弁護団では、12月25日の海江田氏の就任に受け、
急きょ、昨日12月27日の弁護団会議で決定し、本日、次のとおり、声明文を発表しました。
海江田万里氏の民主党代表就任に対する声明
(略)
我々は,株式会社安愚楽牧場に出資をした被害者約6400人から依頼を受けた弁護団です。
当弁護団は,長年和牛預託商法を続けてきた,安愚楽牧場が,2011年8月1日に事実上破たんしたことを受け,
安愚楽牧場の被害者を救済するため,2011年8月10日,東京の三弁護士会である
東京弁護士会,第一東京弁護士会,第二東京弁護士会の各消費者問題対策委員会の委員有志により結成されました。
現在61人の弁護団員で構成されています。
さて株式会社安愚楽牧場は,2011年8月1日,配当,預託金返還等が困難となり事実上破綻し,
いったん民事再生手続が開始されましたが,同年12月9日,破産手続開始決定となり,現在破産手続が進行中です。
出資者である被害者は全国で約7万3000人,出資金額は約4300億円とされており,
被害者数,被害金額からすれば,戦後最大の投資被害事件といえます。
安愚楽牧場の和牛預託商法については,破綻前まで,様々なテレビ,雑誌,書籍などで広く紹介されており,
中には出資を推奨するものもみられました。
そのなかでも「経済評論家」として多くの雑誌や書籍で安愚楽牧場の和牛預託商法を紹介していたのが,
今般,総選挙で再選し,民主党の代表となった海江田万里氏(以下「海江田氏」という。)です。
(つづく)
http://agurahigai.a.la9.jp/