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小城市議会は21日、生活保護費を不正受給していた男性(58)に対し、
被害金額の返還を求める訴訟を起こすことを議決した。13年1月中にも
佐賀地裁に提訴する方針。県内の自治体が不正受給者に対して、民事裁判を起こすのは初めて。
市福祉課によると、男性は09年12月〜10年11月、アルバイトなどで得た一定の収入があることを申告せず、
生活保護費を不正受給したという。
提訴する理由として同課は、今年6月、男性に弁明の機会を与えたが
「働いていない、知らない」などと話し、また7月18日に逮捕されて
以降5回にわたり返還を催促する請求をしたが、返事がない、としている。
男性は今年10月、生活保護費約119万円を不正受給したとして
詐欺罪に問われ、懲役2年(執行猶予4年)の判決を受け、確定した。
http://mainichi.jp/area/saga/news/20121222ddlk41040434000c.html