【社会】 北大「預け金」2億円 不正経理調査で判明 教員35人が関与 調査は続行中

このエントリーをはてなブックマークに追加
1丑原慎太郎φ ★
★ 北大「預け金」2億円 不正経理調査で判明 教員35人が関与

 国に返還すべき研究費の残りを取引業者に不正に管理させる「預け金」が全国の大学で発覚している問題で、
北大(佐伯浩学長)で2007年度以降、少なくとも約2億円の預け金を中心とする不正経理があり、
教員35人が関わっていたことが20日、同大の調査で明らかになった。
調査は続行中で、不正経理金額や関与した教員数はさらに増える可能性が高い。

 北大はこれまでの調査結果を、21日に中間報告として公表する。

 昨夏に札幌国税局の指摘で預け金の疑いが発覚した北大は、弁護士らの調査検討委員会を設置。
預け金を防ぐため納品管理対策を強化した07年度以降を対象とし、
預け金を認めた取引業者十数社の帳簿や証言を基に、教員約100人から聞き取りした。

<北海道新聞12月21日朝刊掲載> http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/428721.html

▽北海道大学
●公的研究費等の不適切な経理処理にかかる調査結果について(中間報告)
http://www.hokudai.ac.jp/news/121221_chukan.pdf