★自民の世襲制限 かけ声倒れの批判
民主党が自民党たたきのため、争点の1つに挙げた世襲問題。
自民党では、引退する大物の後継に、議員子息が続々名乗りを上げた。
「「公募選考の結果」を強調するが、09年衆院選で公約に掲げた世襲制限も「かけ声倒れ」の批判にさらされている。
北海道12区では、武部勤元幹事長の長男新氏が出馬。群馬4区は、福田康夫元総理の長男達夫氏が地盤を継いだ。
広島4区は、中川秀直元幹事長の次男俊直氏が「地盤・看板・かばん」を引き継ぎ“世襲の王道”を行く候補は強みを発揮している。
大地の鈴木宗男代表の長女貴子氏は、選挙区が異なり世襲ではないが「宗男のDNAを受け継ぐ」と評判。
民主党は「3親等以内親族の同一選挙区での立候補」を認めなかった。
参院の羽田雄一郎国交相が、引退の父羽田孜元総理の長野3区からの鞍替え出馬を断念した。
日刊スポーツ
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