大阪の中堅商社から巨額の資金が流出した「イトマン事件」などで実刑判決が確定し服役していた韓国籍の
元不動産管理会社代表、許永中受刑者(65)が、受刑者移送条約に基づき韓国に移送されていたことが14日、
関係者の話しで分かった。許受刑者が希望し、栃木県の黒羽刑務所から12月中旬に移送された。
同条約は受刑者が申し出て、法相が認めた場合、本国への移送を認めるもの。受刑者は移送先で残りの刑期を服役する。
許受刑者はイトマン事件の中心人物として平成3年7月、商法(当時)の特別背任容疑などで大阪地検特捜部に逮捕された。
保釈中に「妻の実家の法事」を理由に裁判所の許可を得て訪韓中、逃亡。11年11月に東京都内のホテルで見つかり、
収監された。
ソース
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121215/trl12121502070001-n1.htm