【敦賀原発】 廃炉に猛抗議 日本原電役員年収3000万円超のデタラメ 東電・勝俣前会長も天下り こんな会社、つぶれて当たり前

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1丑原慎太郎φ ★
 原子炉直下に活断層が見つかり、廃炉を迫られる可能性が濃厚になった日本原電の敦賀原発。
 日本原電は「受け入れがたい」「科学的見地から疑問がある」と、原子力規制委に公開質問状を提出。
「廃炉なら経営破綻」の見方も飛び交っているが、こんな会社、つぶれて当たり前じゃないのか。

 なにしろ、原発停止で発電量はゼロなのに、この会社の役員たちは浮世離れしたベラボーな報酬をむさぼっている。
その平均年収はナント、3000万円に上るのだ。

 有価証券報告書によると、取締役の年間報酬は総額4億7900万円。
取締役は計20人で、そのうち6人は非常勤だ。
日本原電によると、「個別役員の報酬額については言えないが、非常勤役員にも報酬は出している。
ただ、1000万円を超えるような金額ではない」(広報室)という。

 要するに、常勤役員14人の平均は3000万円は下らない計算だ。
社長とヒラ取が同額なわけがないから、濱田康男社長は5000万円はもらっているはず。

 この会社のデタラメはそれだけじゃない。役員名簿を見ると、見覚えのある名前が出てくる。
6月に東電を辞任した勝俣恒久前会長(72)だ。

 日本原電は電力9社が出資・設立した企業で、電力会社に電気を売る卸電気事業者である。
当然、原資は国民が払った電気料金だが、そこに原発事故の“A級戦犯”が、ヌケヌケと天下りしているのだから許せない。

「勝俣氏は原発事故後の昨年6月、逃げ道を確保するように、日本原電の非常勤取締役に就任しています。
日本原電の筆頭株主は東電。今年の株主総会で勝俣氏が取締役に再任されたときは、『恥を知れ!』の罵声も飛びました。
フザケたことに、日本原電は事実上“発電量ゼロ”でも利益が出ている。
電力会社が、『電気代(基本料金)』として1400億円超を払っているからです。
原発再稼働の見込みもないのに、東電は電気料金値上げ分にまで支払額を上乗せしていました。
この会社には勝俣氏のほかにも、関電出身の濱田社長など天下り組がゾロゾロいます」(業界に詳しいジャーナリスト)

 まさに、電気にたかるシロアリの巣……。やっぱり、こんな会社はつぶさなきゃダメだ。

ネタリか http://netallica.yahoo.co.jp/news/20121213-00000002-a_aaac