【社会】「おい小池」特定で感謝状…懸賞金300万円は「要件に該当しなかった」と見送り

２００１年に発生した徳島父子殺害事件で指名手配され、ことし１０月に岡山市で
病死していることが分かった小池俊一容疑者＝当時（５２）＝の特定に協力したとして、
徳島県警徳島東署は１１日、岡山市北区田町の葬儀コンサルタント井上秀則さん（６０）に
署長感謝状を贈呈した。

同事件は、容疑者逮捕に結び付く情報提供者に最高３００万円を支払う公的懸賞金の
対象となっていたが、支給は見送られた。県警は「要件に該当しなかった」と
理由を説明している。

徳島東署によると、小池容疑者は１０月１９日に岡山市で病死。「小笠原準一」という
偽名のまま火葬手続きが進められていたが、井上さんが小池容疑者と同居していた女性から
「本名ではない」と聞かされたため、岡山中央署へ相談して身元が特定された。

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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/11/kiji/K20121211004757430.html