民主党が誇るマドンナ議員の蓮舫国民運動委員長(45)の人気に、明らかに陰りが出ている。キレのある演説は影を潜め、
報道陣の数も激減。ある陣営関係者からは「そりゃ聴衆の数だって減りますよ」とため息が漏れている。
6日、小田急線狛江駅前に現れた蓮舫氏を待っていたのは約50〜60人の聴衆。
「安倍(晋三)総裁にこの国の総理を任せてはいけないと改めて思っていますが、いかがでしょうか?」と得意の“決めゼリフ”を言ってもまばらな拍手のみ。
3年前の政権交代選挙では圧倒的な人気だったのに、取り巻く環境はすっかり変わった。
その後、別の応援演説では、さらに聴衆の数は少なくなり「いかかでしょうか?」もなくなってしまった。演説も明らかにおとなしめ。
あの“仕分け女王”はどこへいってしまったのか。
応援を受けたある陣営関係者は「もう『いかがでしょうか?』とは言いづらい。野党時代はいいけど今は与党だからね。
問いかければ、自分たちに跳ね返ってきますよ」と、仕方ないといった様子。
聴衆が減っていることにも「蓮舫さんとはいえ、そりゃ減ります」(前出の関係者)とあっさり認める。
民主党の顔だった蓮舫氏だが、事業仕分けのときの「2位じゃ駄目なんですか?」という発言や、事務所費問題で批判にさらされた。
この選挙戦では週刊誌も追いかけないほど注目度は低い。
2010年参院選ではジェット機で全国を応援に回る蓮舫氏を週刊誌カメラマンがしつこく追っていたものだが…。
「編集部からオファーがあるのは石原慎太郎氏や橋下徹氏など第三極。蓮舫氏の“れ”の字も聞きません。
今後もないんじゃないかな」(週刊誌カメラマン)
かつての女王も民主党の不人気で輝けそうもない。
東スポWeb 12月10日(月)11時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121210-00000304-tospoweb-ent