最高裁裁判官国民審査の参考資料
町村泰貴フォローする2012年12月06日 17:52
ちきりんさんも分からんけど?というし、江川紹子さんも?10プロジェクトなどというし、
最高裁裁判官の国民審査は大事な機会だと言いつつ選択のための資料が不足しているということのようである。
そこで、ちょこちょこっと裁判例の中から、審査対象裁判官のおおまかな傾向を探って見ることにした。
最高裁判所裁判官の国民審査対象者は、以下の通りである。
山浦善樹(弁護士出身)
岡部喜代子(研究者出身)
須藤正彦(裁判官出身)
横田尤孝(検察官出身)
大橋正春(弁護士出身)
千葉勝美(裁判官出身)
寺田逸郎(裁判官出身)
白木勇(裁判官出身)
大谷剛彦(裁判官出身)
小貫芳信(検察官出身)
最初に強引な色分けを示しておくと、比較的秩序維持を重視する傾向を有するのが大谷剛彦、横田尤孝の各裁判官だ。
これに対して、比較的リベラルと位置づけられるのが岡部喜代子、須藤正彦、千葉勝美、寺田逸郎、大橋正春の各裁判官。
山浦善樹、白木勇、小貫芳信の各裁判官は、賛否の別れる判決で意見を出していないので、不明である。
詳しくは次に分析する。(つづく)
http://blogos.com/article/51831/