今年10月に発表された『日本性教育協会』の調査で、驚きの統計結果がはじき出された。
なんと、6年前は38.9%だった我が国の女子大生“処女率”が、さらに上昇。昨年段階で53.2%、
女子大生の2人に1人が生娘だということが判明したのだ!
果たして、遊び盛り、成熟盛りの彼女たちが、“セックスしない”理由は何なのか?
どうやら、そこには現代病ともいえる要因があるようなのだ。
「確かに最近の女子大生は、私たちがディスコで遊んでいた時代とは明らかに違いますよ。
よくも悪くも、セックスをしていないんです。処女も多いし、経験済みの女の子でも平均体験人数は1人か2人。
さらに現在、彼氏のいる子もセックスは3カ月や半年に1回程度と、淡白すぎるんですよ」
こう話すのは、カウンセリングルーム『青山リラク』の主宰者で、性カウンセラーの青山愛さん。
男女を問わず、性に関する相談を受ける彼女の元には、ここ1〜2年で女子大生の相談者が急増しているのだ。
「実際、処女も多いですね。ただ、いまの処女は『ヴァージンで恥ずかしい』といった意識は少ない。
むしろ、『セックスをしない』主義といえるんですよ」(前同)
要は、今どきの女子大生たちはセックスをするチャンスがないのではなく、あえてしない、
しなくても平気という者が増えているのだ。その要因の一つに挙げられるのが、「草食系男子」の急増なのである。
「いままで2人の人と付き合ったけど、一度もキスしたことがないんですよ」
平然とこう話すのは、私立大学に通う2年生の羽鳥佳奈さん(20=仮名=以下同)。
こう聞くと、男たちが彼女に手を出さないように聞こえるが、実情はまったく逆なのだ。
「手を繋ごうとしたり、キスしようとはしてくるんです。でも、何も言わずにいきなり仕掛けてくるから、気持ちが悪い。
で、イヤ! って拒否したら、すごく落ち込まれて、『もう付き合うのを止めよう』と言われるんですよね〜」(佳奈さん)
草食系といわれる若い男性は、総じて口説き方や迫り方がヘタクソ。
それゆえ「気持ち悪い」と嫌がられるケースが増えているのだが、一方では同じくオタク系女子も増殖中。
これがセックスの機会を激減させているのだ。青山さんが言う。
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