日本維新の会の橋下徹代表代行は2日、金沢市の街頭演説で日本未来の党の原発政策に関し
「10年後にゼロとか、バナナのたたき売り、バーゲンセールじゃない。
今の段階でいつ原発ゼロにするか言えるわけがない」と代表の嘉田由紀子滋賀県知事を厳しく批判した。
同時に、鳩山由紀夫元首相が米軍普天間飛行場の県外移設を主張し、断念した経緯を引き合いに
「言うのは格好いいが、原発ゼロにするのかという議論はまさにこれと一緒だ」と指摘した。
一方、民主党の菅直人前首相は山口県周南市の街頭演説で「日本維新の会は原発ゼロと言っていたが、
石原慎太郎氏が代表になると『維持する』となった。政党として成り立つのか」と批判。
日本未来については「原発ゼロを訴える人が立ち上がるのはいいことだ」と擁護した。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/02/kiji/K20121202004689640.html