【衆院選】「8888」 ニコニコ党首討論、140万人が視聴

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インターネットの動画サイトが主催する党首討論会は初めてで、会場のライブハウスには360度の大型モニターが設置され、
視聴者が書き込んだ感想やメッセージがリアルタイムで表示された。各党首の発言に対し、
賛同の拍手を意味する「8888」(パチパチパチパチ)というネット独特の表現や、「もう何言ってもムダだ」などと批判するコメントが次々と流れた。
同サイトによると、140万3551人が視聴したという。

 もともとは民主党が首相と安倍氏の1対1の公開討論を呼びかけたのがきっかけ。これに対し安倍氏が逆提案したのが動画サイトでの討論だった。
安倍氏は「インターネットなら(他党に配慮する)制約は少なくなる」と説明したが、民主党が「ネット右翼と言われる人たちが書き込みをして問題になっており、
(安倍氏にとって)自分の都合のいい土俵で待っているみたいな話はよくない」(安住淳幹事長代行)などと難色を示す論争に発展していた。

 結局、民主党側が受け入れて討論会が実現したが、10党首が参加する形になり、「2大政党対決」をアピールして第三極勢力に対抗しようとした
民主党側の思惑は外れた。10党首がそれぞれの主張を一方的に展開する場面が目立ち、党首間の討論は深まらなかった。【小山由宇、鈴木美穂】
(終)