【日本未来の党】嘉田氏をかついだ小沢氏隠し? 「卒原発」以外の政策を記者団から詰められると会見打ち切り

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1春デブリφ ★
★「未来」は嘉田氏をかついだ小沢氏隠し? 違いすぎる両者のカラー

 滋賀県の嘉田由紀子知事が、「卒原発」を掲げて「日本未来の党(未来)」結党を宣
言し、小沢一郎代表率いる「国民の生活が第一(生活)」はすぐ合流を決断した。他の
中小政党も加わり、100人規模の候補者擁立を目指すというが、経済や外交安保、社
会保障などの政策は未知数のままだ。嘉田氏の独特な雰囲気で有権者の支持を集めるの
か、選挙目当ての「救命ボート」や「小沢隠し」といった批判を浴びるのか。

 「もう少し時間をいただきたい…」
 嘉田氏は27日午後の結党会見で、「卒原発」以外の政策を記者団から詰められる
と、こう防戦に追われた。公務を理由に会見は約40分で打ち切られ、慌ただしく会見
場を後にした。

 未来結党には、小沢氏の深い関与が指摘されている。10月中旬に嘉田氏と会談して
党首就任を要請。11月中旬、石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の「日本維新の会(維
新)」が結集・始動すると、水面下で調整を本格化し、先週24日の再会談で、新党結
成を強く促したという。

 嘉田氏は、支持者から「小沢氏とはカラーが違いすぎる」「無党派層の支持を失う」
などと反対意見を受けたが、最終的に「卒原発への国民の期待を受け止めたい」と新党
結党を決断した。
 生活内部にも、嘉田氏を党首に担ぐことに不満もあったが、第3極での埋没感がある
なか、「小沢氏が前面に立てばイメージダウンも懸念される。(小沢氏は裏方で)嘉田
氏主導の形を取るしかない」(幹部)との意見が大勢を占めたという。

 ただ、国政の課題は原発問題だけではない。
(続く)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121128/plt1211281153005-n1.htm