掲示板で名誉侵害、発信者の情報開示命令
インターネット上の掲示板に「集団強姦に関わった」などと書き込まれた男性が、
プロバイダに対し発信者情報の開示を求めた裁判で、
東京地裁は「書き込みで男性の名誉が侵害している」として、情報開示を命じる判決を言い渡しました。
この裁判はインターネット上の掲示板に、「スーパーフリーの幹部で、強姦を組織的に行った」
などと実名を挙げて書き込まれた男性が、プロバイダのイー・アクセスに対し、
発信者に関する情報の開示を求めたものです。
27日の判決で東京地裁は、「男性が過去にスーパーフリーの幹部を務めていた事実は認められるが、
集団強姦事件に関わったとうかがわれる事情はなく、書き込みで名誉が侵害されている」として、
イー・アクセス側に発信者の氏名や住所などの開示を命じる判決を言い渡しました。
男性側は発信者が特定できた場合、損害賠償を請求する方針です。(27日22:41)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5192269.html