【衆院選】野田首相、国防軍創設を批判「大陸弾道弾を撃つのか?」 安倍氏「極端な例を出して不安をあおっている」と反論

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非難合戦が過熱=首相「大陸弾道弾撃つのか」―安倍氏は日教組攻撃【12衆院選】
2012年 11月 25日 18:02 JST

 来月4日公示、16日投開票の衆院選に向け、野田佳彦首相(民主党代表)と安倍晋三自民党総裁の応酬が過熱してきた。
25日はともに民放番組に出演し、主要政策をめぐって非難合戦を繰り広げた。

 首相は25日、安倍氏が民・自党首による討論を29日のインターネットの番組で行うよう提起したことについて、
「望むところだ」と基本的に応じる意向を表明した。一対一の討論に首相は自信があり、「党首力」の勝負に持ち込みたい考えだ。

 首相が攻撃対象と定めるのが、安倍氏の「右寄り」の姿勢。
番組でも自民党の衆院選公約に明記された「国防軍」創設を「大陸間弾道弾を飛ばすような組織にするのか」と批判。
また「経済、エネルギー、具体的な外交安全保障が今回の争点。憲法9条改正は争点とは思わない」と断じ、
沖縄県・尖閣諸島への公務員常駐の検討に関して「さらなる(緊張の)エスカレーションにつながる」と否定した。

 首相の「国防軍」批判に対し、安倍氏は「野田さんは(旧)社会党の党首ですか、という感じだ。
極端な例を出して不安をあおっている」と反論。
「防衛庁を省に昇格させた時、民主党は『そんなことをしたら戦争になる』と言った」と強調した。
安倍氏としては、民主党が寄り合い所帯とされ、政権獲得後も安保政策が迷走したことを浮き彫りにする狙いがあるとみられる。

 安倍氏はさらに、民主党の支持団体である日教組を取り上げ、
「税金を流用して選挙に使っている。今でも恐らく、民主党議員のポスターを学校をサボって張っているのは日教組の先生だ」と追及した。

[時事通信社]
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_553525