日本維新の会の代表代行を務める橋下徹・大阪市長が24日、次期衆院選で党への支援を呼び掛けるため、
高松市内町の高松三越前で街頭演説を行った。
集まった大勢の市民らを前に、橋下10+件代表代行は「今、日本に一番必要なことは競争力を付けること。
努力もせず既得権益を守っている人たちに補助金、助成金を出すことではない。競争が働くようにすべきだ。
日本は世界で競争することを忘れてしまった」と今の政治や国の仕組みを批判。そのうえで「国民は優秀。
なのに国は停滞している。変えるには、権益を守っている人たちと戦をするしかない」と衆院選への意気込みを強調した。
その上で、「公共事業を拡大しても建設業界以外の人は不幸だ。日本が成長しないのは公共事業がないからではない」、
「3年前の政権交代で日本が変わる、世の中が変わるとなった。しかし、残ったのは不満感と失望感のみ」などと自民、
民主両党を痛烈に批判し、党への支援を呼び掛けた。
演説を聴いた高松市の女性(78)は「橋下さんの話は胸に響いた。私たち一人一人が政治、
国のことをちゃんと考えなきゃと思った」と話していた。【久保聡】
ソース 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20121125ddlk37010314000c.html