野田佳彦首相(民主党代表)は25日午前のテレビ朝日番組で、同党の衆院選マニフェスト(政権公約)を27日に発表する方針を明らかにした。
2009年の衆院選公約で財源などの数値を明記して実現できなかったことを念頭に「前回みたいに事細かくというよりは、
様々な総括、反省を踏まえ、項目数は減り、必ず実現すると固い決意のものを整理した(内容になる)」と語った。
環太平洋経済連携協定(TPP)に関する表現ぶりは「所信表明で述べたことを基本線に明記するよう細野豪志政調会長に指示している」と指摘。
「国益を守りながら、TPP、日中韓自由貿易協定(FTA)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を同時に追求、推進、進めるというような書きぶりを基本とし、
党内の議論を踏まえて(結論を)出していきたい」とも述べた。
ソース 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS25005_V21C12A1000000/