男「特技は恋愛とありますが?」
女「はい。恋愛です。」
男「恋愛とは何のことですか?」
女「魔法です。」
男「え、魔法?」
女「はい。魔法です。胸のあたりがキューっと痛みます。」
男「・・・で、その恋愛は私に何のメリットがあるとお考えですか?」
女「はい。食うに困っても生きていけます。」
男「いや、私は働いてますから食うに困っていません。それにあなたが私に食わせろって事じゃないですか。」
女「でも、カップラーメンだって作れますよ。」
男「いや、カップメンとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
女「洗濯だってできるんですよ。」
男「ふざけないでください。それに洗濯って何ですか。だいたい・・・」
女「全自動です。洗濯機に服を入れてスイッチ一つで出来ます。乾燥機もあると最強です。」
男「聞いてません。帰って下さい。」
女「あれあれ? 怒らせていいんですか? このままだとあなた独身ですよ。」
男「いいですよ。味わわせてください下さい。その独身とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
女「運がよかったな。今日ここに婚姻届がある。」
男「帰れよ。」