【鳩山不出馬】「うれしいニュース。衆院選の追い風になる」 民主党内から喜びの声

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 2009年8月の衆院選で政権交代劇の主役を担った民主党の鳩山由紀夫元首相が衆院選不出馬を決めたことは、
民主党政権の衰退の象徴といえる。政権を混乱させてきた鳩山氏の不出馬を、党内は衆院選への好材料と受け止めているが、
自民党からは冷ややかな声が聞かれた。
 民主党執行部は、党の一体感欠如に対する世論の批判を踏まえ、衆院選候補に対し、
党議に沿った行動を誓約させる公認申請書の提出を義務付けた。消費増税や環太平洋連携協定(TPP)への
反対姿勢を崩していない鳩山氏は、申請書への署名に応じなかった。
 党公認を得られなくても、鳩山氏には無所属で出馬する道はある。不出馬を決めたのは「選挙に勝てないというのが一番の理由」(閣僚)とみられている。
鳩山氏の地盤の北海道9区で自民党は、スピードスケート五輪銅メダリストで知名度が高い堀井学元道議の擁立を決めており、鳩山氏の苦戦が伝えられていた。

 鳩山氏は10年6月の首相退陣時に次期衆院選不出馬を表明。しかし、その後にこれを撤回し、党内外から強い批判を浴びた。
結果的に不出馬となったことで、民主党内では「うれしいニュース。間違いなく衆院選に追い風になる」(閣僚)との本音も漏れた。
 これに対し、自民党幹部は「見え透いた話だ。こんなことで有権者が惑わされるとは思えない」と淡々と語った。

時事通信 11月20日(火)23時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121120-00000195-jij-pol