【話題】 サラリーマンを待ち受ける　“尾行痴漢”の落とし穴

最初から被害女性に狙いを定めていたのか――。

先週、痴漢容疑で逮捕されたＮＨＫの森本健成アナ（４７）。
朝の仕事を終え、渋谷で酒を飲んで帰宅する途中、田園都市線の車内で女子大生（２３）の胸などを触った。

この事件で首をひねってしまうのが、なぜ田園都市線に乗ったのかということだ。
森本の自宅は千葉・浦安にある。なのに逆方向の電車に乗った。本人は「乗り間違えたかもしれない」と供述しているが、
一部では「被害女性が気に入って尾行したのではないか」という声が上がっている。

実はＡＶにも“尾行痴漢”という分野がある。素人娘に扮した女優を尾行し、
電車やバスの中で痴漢行為をする内容で、「値段は普通のＡＶの２倍以上だけど根強い人気がある」
（ＡＶライターの梶山カズオ氏）という。

「日本防犯診断士協会」理事長の中山天氏が言う。

「森本容疑者は街頭や駅構内で好みの女性を見かけ、ついフラフラと尾行したのかもしれません。
もともと男性には女性をハンティングしたいという願望がある。そのドキドキ感を楽しむだけならいいのですが、
不満や不安などのストレスが高い状態だと自制心を失い、自分を破壊したいという心理も働いて痴漢行為に走るのです。
こうした人は一度成功すると、味を占めて犯行を繰り返す傾向があります」

酔った勢いで好みの女性にエロ行為。サラリーマンもいつ魔が差してハメを外すか分からない。どんな人が危ないのか。

「駅のホームで好みの女性の後ろに立ったり、同じ車両に乗って近くに立ちたがる人は注意してください。
夫婦仲がぎくしゃくして“家に帰りたくない”と思っている人はとくに危険。男性が多い車両に乗ることをお勧めします」（中山天氏）

君子危うきに近寄らずである。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20121120-00000001-a_aaac