○東京株、一時9000円突破 上げ幅177円超 円軟調と衆院解散を好感
16日午前の東京株式市場は大幅続伸し、日経平均株価は今月7日以来7営業日ぶりに
一時9000円を回復した。午前終値は、前日比166円19銭高の8995円91銭。上げ幅は
2日続けての100円台の上昇となった。
日経平均株価の寄り付きは、前日比68円高の8898円。直後に8900円台を回復し、
さらに上昇が続き、終盤に177円高の9006円まで上げた。
日本時間の昨夜以降、1ドル80円台から一時81円台半ばまで円安が進んでいる円相場を
株の投資家が好感。きょう中の衆院解散が行われることも市場は歓迎している。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比11.41ポイント高の748.92。出来高は
概算で12億4318万株。売買代金は7035億円だった。東証1部銘柄の騰落は値上がり
1077、値下がり448、変わらず140。
売買代金のトップはトヨタ自動車で280億円超。続いて三井住友フィナンシャルグループ、
三菱UFJフィナンシャル・グループ、日産自動車、ホンダ、キヤノン、ソニー、パナソニック
などが100億円以上で続いている。いずれも値上がりした。
□ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121116/fnc12111611250007-n1.htm