中国網日本語版(チャイナネット)は12日、「戦車に相当する高値で40年前に誕生した水陸両用車を購入する。世界中でこんなことをする国は、
日本だけだろう」と報じ、陸上自衛隊が米国から水陸両用車「AAV7」を購入することを決定したと報じた。以下は同記事より。
AAV7は最新鋭の武器ではない。しかし米軍事専門誌『ディフェンスニュース』の分析によると、防衛省は「希少価値」の高さに直面する可能性がある。
米国の生産ラインはすでに閉鎖されており、韓国サムスンのみが同車両の生産を続けているが、日韓の間にも島を巡る激しい対立がある。
これを考慮すれば、日本は高い代償を払って手に入れなければならない。
◇アジア諸国がすでに購入
日本がAAV7の購入の列に加わるまでに、アジア内では韓国、台湾、タイ、インドネシア、フィリピンなどの国と地域が同タンク車に似た水陸両用車を入手していた。
また将来的にも、そのほか数カ国が同水陸両用車を購入する見通しだ。AAV7は米国の同盟国の標準装備となり、「アジア太平洋連合軍」を形成するだろう。
◇戦車の価格で新車を調達
業界関係者によると、日本は上述した国家から改造済みの中古車を購入せず、新しいAAV7を直接調達する。防衛省は以前、
韓国からサムスン製のKAAV(韓国版のAAV7)を購入する計画を立てており、NHKは購入予算が30億円に達すると報じていた。(つづく)(編集担当:米原裕子)
ソース サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1112&f=politics_1112_002.shtml (続)