年末年始の海外旅行は、中国や韓国といった近場の予約が大きく落ち込む一方、
欧米や、グアム、サイパンなどのリゾート地が好調なことが、大手旅行各社の予約状況で分かった。
沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐる問題に加え、
1月4日を休むと9日間の長期休暇が可能という日並びのよさや、円高傾向が背景にあるようだ。
目立つのは、中国ツアーの激減だ。日本旅行は「予約が金額ベースで前年同期比約8割減」になり、
阪急交通社も「7割近く落ちた」。ある大手旅行会社は「日中友好40周年記念の年で、
ツアーを多く用意したにもかかわらず、広告量を減らした」と嘆く。
韓国も、竹島問題だけでなく、ドラマや歌など韓流ブームが一段落したこともあり、予約が鈍い。
日本旅行業協会によると、10月上旬までの12月の予約状況は
中国が前年同期比71.5%減、韓国が66.7%減だ。
対照的に、米国・カナダが同2.2倍、グアム・サイパンが3.5倍など、遠方やリゾート地が人気。
米国はラスベガスなどの定番スポットに加え、「グランドキャニオンなど、大自然を満喫するプランの予約が好調」(日本旅行)。
JTBは、ハワイなどのクルーズツアーが好調で、「対前年同期比4割増」という。
さらに、今年クローズアップされているのが、北欧の「オーロラ観光」。
太陽の黒点活動が活発になるため、オーロラの発生率が例年より高く、注目を集めている。
30万円を切る近畿日本ツーリストのフィンランドのオーロラツアーは、「ほぼ完売」。
JTBも、「年末年始はほぼ満席」の状況だ。
国内も、「東北旅行が金額ベースで35.8%増」(日本旅行)など、中国、アジア向けの需要を吸収している。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121110/biz12111020020003-n1.htm 前スレ(★1: 2012/11/11(日) 01:03:16.00)
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1352563396/