こうした状況で日本が日米安保を強化するということは、
日本が米軍への敵意の身代わりになるということに等しい。
ところがもし日本が重武装中立政策をとったとしたらどうだろう?
中国は尖閣に侵攻してくるだろうか?
いや、そんなことはない。もしそうしたら、フィリピンが米軍の再誘致を図ったように、
日中間の対立は半永久化した上で、米軍の極東プレゼンスが一層強まることになる。
それなら尖閣は譲って代わりに日本の軍事的中立化を求める方が得だと考えるだろう。
朝鮮半島についても同様だ。もし韓国が米国との同盟を捨てるなら、明日にでも朝鮮半島は統一されるだろう。
つまり、諸悪の根源は米軍のプレゼンスなのである。
そのプレゼンスを確かなものにするために、日本は米国と一心同体の状況を強いられている。
そして日本はそのコストと米軍への敵意を肩代わりさせられている。
いずれは兵力の代償まで強いられるだろう。
その現実に気付いた時に、日本は戦後やっと、主権国家として地位を回復することが可能になる。
しかし一方で、非核政策を継続した上での中立化は、超大国化する中国への従属につながりかねない。
だからこそ、日本の核武装は必須なのである。
日本が核武装してはならないとする政治勢力があるなら、
残念ながらその勢力には何も期待することはできないと言ってよい。
【尖閣問題】 日本はもう時代遅れで役に立たない日米同盟に頼れない 日本の進むべき道は米中両国に対して中立な立場をとることだ★2
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