【サイエンス】モニタリングポスト脇の鉛のバッテリーが地面からの放射線の一部を遮り実際より10%低く測定していた

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”モニタリングポスト、10%低く測定=鉛バッテリー放射線遮る−文科省”

東京電力福島第1原発事故を受けて文部科学省が今年4月、福島県などに設置した
放射線モニタリングポスト675台について同省は7日、装置の脇に置かれた鉛のバッテリーが
地面からの放射線の一部を遮り、実際より約10%低く測定していたと発表した。

週明けにもバッテリーを台座下や検出器の上に移す工事を始め、来年2月末までに終える予定。

不具合があったのは富士電機と日立アロカメディカルが製造した「可搬型モニタリングポスト」。
福島県に545台、周辺の宮城県や山形県などに計130台が設置され、
測定結果を文科省のホームページなどで公表していた。

住民らから「自分が測定した数値より低い」と問い合わせが相次ぎ、8月ごろから調査していた。
同省はバッテリーの遮蔽(しゃへい)効果を想定していなかったという。

時事ドットコム(2012/11/07-22:05)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012110701077